立体的都市住宅の新提案

グランノワ福岡

この集合住宅は、都市生活者を支える賃貸住宅と、施主が帰郷し、独居していた母を見守る2世帯住宅を合わせた立体的な都市住居として計画された。接地階の集合玄関と母住戸の上に6 戸の賃貸住戸と施主家族のメゾネット住戸が重なる構成で、2 面の道路側セットバックと斜線制限から切り出したヴォリュームに屋内外の空間を配置し、外観が1 つの大きな家に見えるよう意図した。賃貸住戸はコンパクトな2LDK だが約10m もの間口を持ち開放的で、各戸の専用インナーバルコニーと十字窓が暖かみのある夜間景観を生み出している。駐輪場を各階の屋内に分散配置し防犯と街並みに配慮するなど、生活と景観とを一体的に捉えた工夫に富む。名称は施主父の愛した博多山笠・大黒流を引用し、グランノワ福岡と名付けられた。

Purpose / 共同住宅 Site / 福岡市博多区 Year / 2019 Photo / ​Y. Harigane

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